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病院薬剤師が2か月でTOEIC800超え~3ヶ月の転職活動で外資系製薬企業のメディカルアフェアーズ職に年収900万円で内定~取り戻した平穏な薬剤師の日常

プロバイオティクス製品は子供の感染症を減らす

近年、抗菌薬の効かない、耐性菌が問題となっており、日本においてもAMR (Antimicrobial resistance)対策が、厚労省を中心に推し進められています。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html
 
特に、乳幼児・小児は感染症に罹りやすく、安易に抗菌薬が処方される実態があり耐性化が懸念されています。
そんな中、乳酸菌などのプロバイトティクス製品が小児の感染症を減らす可能性があるとの報告がされています。
内容として、毎日プロバイオティクス製品を飲めば29%ほど抗菌薬の使用を減らすことができます。
日本には様々なプロバイオティクス製品が売られています。
代表的なのはヤクルトであったり、ヨーグルトでも多くの種類が売られています。
基本的にはどれでも効果があるのですが、今回の報告で最も良いとされたのは
Lactobacillus」Bifidobacterium
という菌種です。
Lactobacillusはいわゆる乳酸菌ですので、多くのプロバイオティクス製品に利用されています。
また、Bifidobacteriumはいわゆるビフィズス菌というもので、こちらも簡単に手に入るものになります。
これらの菌種を使った製品は抗菌薬の使用を半分以上(53%)減らすことができるようです。
 
これらの専門家の意見としては、感染症に罹ること以外にも、感染症に罹っても期間を短縮させたり、重症化しない効果があるといわれています。特に呼吸器感染症や腸管感染症に効果があります。
プロバイオティクス製品は、下痢症の改善や乳児食餌性アレルギー症軽減作用は証明されていましたが、感染症の抑制作用は専門家でも求めらえていたデータです
 
 
 
 
参考文献
  1. Probiotic use may reduce antibiotic prescriptions, researchers say [news release]. Georgetown University Medical Center website. Published September 14, 2018. gumc.georgetown.edu/news/Probiotic-Use-May-Reduce-Antibiotic-Prescriptions. Accessed September 14, 2018.
  2. Antibiotic/Antimicrobial Resistance (AR/AMR): Biggest Threats and Data. CDC website. Updated September 10, 2018. cdc.gov/drugresistance/biggest_threats.html. Accessed September 14, 2018.